千歳公楽座番外編〜旅成金inメルカ

このシーズンの旅成金の初日は長崎から、お三方テンションアップ目だったようで観る側聴く側も熱気ムンムン。鯉八さんは独特のトーンと二度目の「長崎」ということもあり、ある意味安定の落ち着きよう。これまで三人で四席の内訳は、初回が松之丞二席、次に小痴楽二席、で今回ということは、鯉八が二席だろうと。TKシなんかは彼の語り口が苦手なので最初っから多少どんよりしていたのだが、緞帳上がって釈台がある。「あれ?」最初が松之丞ということは、あれあれ?彼が二席なんじゃない?わからんけど。結果そうでして、しかも大迫力の二席で一同大満足。前回が怪談一席だったからね。「雷電の初土俵」「稲葉小僧」。雷電〜は聴くの2回目。一番最初に触れた松之丞の時がそれで、その時に心底びっくりしたのを覚えている。勧めてくれた生島淳さんに興奮して帰り道でメール送ったことも覚えている。そして今夜も「ひょっとして旅成金?」と、あの人はどういうスケジュールで生きているのであろう、連絡が来て、二席目の演目が分からずに「泥棒の話で、イタチの何とかがムササビの何とかに変わったというマクラで」と意味不明の文章を送ったらすかさず解答が送られて来た。「稲葉小僧ですね」。あの人はこのあと平昌で忙しかろうに、どういうスケジュールで、、以下略。

GOTOからカタオカユーコも来ていて、初めて触れた松之丞に度肝を抜かれていた。「以前ゆみさんが大興奮みたいやったけん気になってて」と。淳さん、松之丞講のシステムを作っておけばよかった。私も多少の中間マージンが。いやいや、さてさて、もちろんそのまま帰れるわけもなく、明日仕事だけど呑みましたね。色々とおかしくてちょっと呑みましたよね。二日酔いのゆーじは飲めそうになかったのに1杯飲んでみたところ問題なくエンジンがかかり、先のユーコは風邪気味で薬を服用したのが功を奏したのか生ビール2杯ですっかり出来上がってしまい安上がりに「らりっちょる状態(本人弁)」で、ペコロスさんは相変わらずの面白さに加えて立ち上がっての「パス!」のパフォーマンスに妻もびっくり。ああ、楽しかった。よか夜でした。次も楽しみですが、その前に宮治も来るしな。うふふふ。今日の夢はきっと楽しい夢になりそうだなー。(泥棒がでてきたりして)

追記:そうそう、小痴楽さんの江戸弁が今日は割とスムーズに入ってきて、これまでの中では一番好きだったな。こすり方が少しくどいけど、印象良かったです。私だけでなく皆もそう言っていたので、間違ってないと思います。

by kuriyumi-panda | 2018-02-02 01:20 | diary